はじめに
これの後編です。
それ以上でもそれ以下でもないです。
よくある質問集
「あなたが我が社を志望した理由はなんですか?」
至って普通です。普通の回答で良いです。
私は和食が好きなことか日本酒が好きな事から会社の事に繋げてました。
「軽く自己紹介をしてください」
これ、割と難しいです。正直、博打です。
メガリザードンXかメガリザードンYのどっちなんだっていうのと同じぐらいです。
普通に自己紹介をしたほうが良い場合と、ESにない情報を求められている場合とあります。
そして、それはわかりません。
一応過去の就活生の情報から傾向がわかることもありますが、100%そうであるわけもないので、あきらめましょう。
「学生時代に最も打ち込んだことは何ですか?」
これに関しては大体この後にここの回答を勘案した質問をされます。
アルバイト・部活・サークル・趣味などで最もわかりやすい結果の形が出たものを選ぶと良いでしょう。
逆にわかりにくいものはオススメしません。
例えば私の場合でしたら日本酒の利き酒をしまくって、資格も取ったということですが、日本酒が好きで飲みまくってただけではダメです。
官能評価を全てメモしていたというエピソードや、その飲んだ数字が具体的である事、資格を取った理由が具体的であったことから初めて回答として成り立つのです。
具体的でなければ次の質問をしにくいので。
あと当たり前ですが、志望業界に合ったものを選びましょう。
「あなたは〇年後に我が社でどうなっていると思いますか?」
前編を読め。
企業研究が出来ていれば大体答えられます。
あくまでその会社でどうなっているかなので、あなたとその会社の両方の成長です。
あなたの成長のみには興味ないので気をつけましょう。
「何か質問はありますか?」
何か質問してください。必ずです。
とはいえ「御社の名前なんでしたっけ?」とか当たり前すぎることを聞いても駄目ですし、「御社の経営状況が~」みたいな深すぎることを聞いても駄目です。
ちょうどいい質問をしましょう。
ちなみに私はグループ会社の本社面接だと思い込んでて、支社面接だと途中でわかったので最後に「本社への昇進は可能ですか?」と面と向かって質問しました。
今考えれば勇気あるなぁと思います。
珍しい質問集
「○○が好きなら我が社じゃなくて○○さんの方がいいんじゃないですか?」
正解です。この時点でよっぽどじゃないかぎり次に進むことはないです。
諦めましょう。あなたのミスです。
ただし「我が社じゃなくても出来るよね」パターンは別です。
これは試されてます。その会社である必要性を上手く作り上げてください。
私はアホなので前者をやりました。
出汁も作ってる醤油の会社なのに熱心に出汁の話をしてました。アホですね。
「もし今内定を出すと言ったら、他を断って来ますか?」(1次面接)
やめてくれよ・・・
「喜んで行きます!」と言っても「こいつは他に内定がないうんこ」および「こいつはここが本当に第一志望なんだな」となりますし、「少し考えさせてください」と言っても「こいつは他からも欲しがられている優秀な戦力」もしくは「こいつは第一志望ではないんだな」となります。
「喜んで行きます!」と回答するのが無難ですが、なんとも言えません。正直に答えましょう。
私は最後の本命企業でこの質問が飛んできたので、食い気味に「喜んでお受けします!」と回答しました。目が相当必死だったと思います。実際必死でした。
「○○(資格)って正直どうなの?」
正直に答えるのが一番いいです。資格の価値なんて調べたらすぐにわかります。
適当に嘘をついて後から調べられる方が厄介です。
必要以上に卑下する必要ありませんが、ここで誇張するのはまずいです。
私は「日本酒品質鑑定士(唎酒師)って正直どうなの?」と最終面接で聞かれたので心の中で盛るかどうか相当迷った後に「勉強はもちろん必要ですが、正直お金を払えば取れる資格という風潮です」と答えました。
その時の人事部長は苦笑いしてたのを覚えています。
余談ですが、私がこの資格を持っている事を知った社長が「じゃあ、もやし君の最終面接は面接の後に利き当てさせて当たったら即採用、外したら協議にしようか」と言って人事部長に「緊張で酔いつぶれられたら困るからやめてください」と止められたそうです。
うんこみたいなアレ
「○○くん今、鼻掻いたよね?どうしたの?」
生理現象に突っ込んでくるな。トイレならまだわかる。面接前に行っておくのが礼儀だ。
でも、かゆいもんしょうがないでしょ。
じゃあアレか?おならもダメなのか?汗も掻くのもダメなのか?
もちろん掻かないのが一番いいですが、こんなところに一々突っかかる面接官はうんこです。
大体の人は「あぁ、鼻がかゆかったのかな」ぐらいで流します。
あまりにも酷い場合は指摘されますので、癖を治したほうがいいですが。
この会社は名前こそ通ってますが色んな意味でブラック企業でした。
大体こんなの気にするところはその程度なので落ちても気にしないようにしましょう。
さいごに
思い出しながら書いてるので、色々おかしなところがあるかもしれませんが、だいたいこんな感じでした。
あとは大抵面接本とか大学の面接対策でなんとかなります。
とにかく数を受けてください。そのうち慣れます。
あと噛んだりとか表現のミスは焦らず、一度落ち着いた上でその事を伝えて、言い直せば大体は受け止めてもらえます。
あなたも面接官も人間なのでミスがあることは了承済みです。そこでどのように立て直せるかが大切です。
面接官が人間であることを忘れず、キャッチボールすることを心がけましょう。
就活は相性です。気にしすぎても駄目なので、ある程度気楽に受けてください。
これを読んだ就活生に幸あれ。