2020卒業生による就活レポ後編

前書き

昨日の続きです。いよいよ4年生ですね。

一応スタートの3月から行っていきます。こっちの方が書くこと多いので私もノリノリです。

 

前編を読んでない人用に3行で書いておきます。

・就職は教員への腰掛けの予定だから食関係しか見てないし、サークルもアルバイトも食関係だけ

・単位や資格は(簿記2級・MT免許・唎酒師)最低限取っておいた

インターン上手く行きすぎて、何もしなかったアホ

これだけを頭に入れておくとよいでしょう。

 

何度も言いますが、私は運が良かっただけなので、くれぐれも反面教師にするように。

 

4年3月

就活が本格的にスタートしました。

しかし、SPIもESも面接も何の対策もしていない!

そんな私が思っていたことは「優先選考とかES出すだけで面接までの特急券とかあるからなんとかなるやろ~」「面接?グループディスカッション?普段から接客業とかしてるし、生徒会長やってたから人前で話すのなんて余裕やろ」「SPI?夏余裕だったし余裕余裕」で、謎の自信にあふれておりました。

 

説明会にはある程度行ってましたが、相変わらず食品系以外は基本的に無視。

OB訪問も最低限気になる企業だけでしたね。この時は希望に溢れていました。

 

ちなみに就職活動を行うにあたっての私のスペックを一応書いておきます。

大学:関西の私学(文学部)

取得資格:簿記2級・唎酒師・ITパスポート・MT免許・中高国語一種教員免許(予定)

その他目立った何か:中高生徒会長・ゼミ長・飲食店のホールリーダー

サークルは料理サークル クラブは無

 

マズいですねぇ。良いところがありません。平凡な学生です。

むしろ教員免許取ってんのに何で来てるんだとか、文学部なのに簿記2級?とか、唎酒師ってなんだよ・・・とツッコミどころ満載です。まぁこれが当たるわけですが。

 

4年生4月

このあたりで少し焦り始めます。

理由は簡単で優先選考と特急券がなくなりました。

しかし少し焦る程度です。実際、〇の素以外はES通りましたので、そこまで焦ってません。

 

少しだけ愚痴を書きます。

優先選考は普通にESは通って、グループディスカッションで落とされました。

まぁこれは私自身の力量不足なので非常に納得しています。

誰でも知ってるような大手企業でしたしね・・・

 

問題は特急券の方です。

インターンに参加した企業でして、解散時に「何がとは言えませんが、ご縁があると思いますのでメールは良く見ておいてください」というお言葉を頂きました。

まず終了後のメールにて簡単に言うと「ES出したら面接までは通すからね~」という趣旨の文言がありました。

次に2月、つまり就活解禁直前のメールにて同様の文言が再度ありました。

そして3月にESを一応言っておきますが、ちゃんとした内容で出しました。先方がどのように受け取ったかは知りませんが。

で、返ってきた答えがES落ちです。

 

正直、この時点でちょっと怒ってましたが「何かあったのかなぁ、とりあえずメール見てみよう」ぐらいでした。

で、メールの内容はテンプレ文。この時の僕の頭の中は「???????」ですよ。

人間だれしもミスがあると思うんですよ、だから僕は一応お問い合わせしたんです。

インターン参加して送られてきたメールと話が違うんだけど、どういうこと?」という内容です。凄くオブラートに包んで送った記憶があります。

結論としては「応募多数だからインターン参加とか関係なくしたわ。連絡してなくてごめんね。」でした。

うんち対応ですね。潰れてくれ。

 

2月の直前まで「ES出してくれ~~~~、面接までは通すから~~~~」とか言ってて、ES揃ったら「多いな、インターンも消すか」ってアホなんですか?

百歩譲って面接するか、選考期間中か落選メールに連絡があるのなら許すとしましょう。

何にも無しにこっちから確認メールしてから初めて「ごめんね」ってもうアホかと。

この一件があってからはここの食品を買ってません。早く潰れてくれ。

某冷凍食品企業ですよ。ほんとうんち。

 

そんなこともあって、少し焦りだし始めました。

ようやく学校の面接対策やら行くようになってます。遅いですね。

この時にたまたま面接対策の流れで行った説明会が私の運命を左右することに。

 

4年生5月

5月になりました。6月には教育実習を控えているので、ここで内定0だと死にます。

結論からいうと死にましたが。

実は4月の面接で全部落ちました。2次選考すら無し!いよいよ焦りだします。

 

見境なくES出して、面接まではキープしましたが、面接が6月などが多い多い。

藁にも縋る思いでエージェントにも登録しますが、もはやこの時期だとまともな企業が残ってない!

中小か、大企業とは名ばかりの子会社とかね。

 

しかも教育実習の準備にも追いかけられる始末。

ぶっちゃけこの時には本気で教員になろうか考えてました。

教員になるのが楽というわけでは決してなく、もうそれしか道がないという感じです。

一般企業向いてないんじゃないかという。それぐらい辛かったです。

 

最終的にはギリギリ残ってた大企業も面接が6月で教育実習と被って辞退することに。

食品の中堅企業二件から「教育実習終わってから面接してあげるからおいで」という回答を頂けたので、なんとか首の皮一枚繋がりました。

こんなグダグダな状態で教育実習へ。

 

4年生6月

6月は教育実習で3週間全く動けません。

教育実習中は本当に就活としては何も動いてませんでした。というか動けない。

ひたすら授業の準備して、授業して、復習してのルーチンワーク

それ以外のことをする余裕すらありませんでしたね。

苦手な古文というところもこれに拍車をかけたかと。

 

教育実習に行って思ったのは「死んでも就職してやる」です。

これについては教育実習レポで書きます。

とにかく教員という仕事に理想を抱きすぎてました。

今となっては教員になるのは最終手段ですね。

やれないことはないが、やりたくはないというのが今の正直な気持ちです。

 

さてそんなこんなで迎えた6月4週目。

実は3週目の終了直後ぐらいが4月に行ってた説明会の食品卸のES期限だったので、メーカーではなかったのですが一応出していました。

結果はES通過。めちゃくちゃ嬉しかったですね。

これで食品卸と中堅食品2件という状況。

そして4週目であれよあれよと中堅1件が決まり、6月終了時点でとりあえず就職浪人は回避しました。

 

この時点で安心もしましたが、その企業が通常の生活サイクルと逆だったので不安たっぷりでした。

なのでここでようやく食品卸について死ぬほど企業研究し始めます。

同業他社はどうなってるか、最近の動きはどうなのか等々。

ちなみにもう一件は決まったので辞退しました。待遇について親と協議した結果、ちょっとアレだったので。

6月はここまでです。

 

4年生7月

7月といっても2週間で決着でした。

7月頭に1回目の面接。その週の末に2回目の面接。そして週明け火曜日に最終面接。その週の木曜日に結論という感じに。

 

その企業は4回あると聞いていたので、3回で終わった事には驚きましたが、まぁこれもおいおい。

7月はそこのみで、死ぬほどこっちも対策していったのですんなり・・・ではないですが、受け答えはしっかり出来たかと思います。

誇張することはあっても嘘はなるべくつかずに、これが僕の中でのルールでした。

誇張はバレにくいですが、嘘は絶対バレます。向こうもプロですから。

面接終わってからは毎日ドキドキしてましたね。なんせ背水の陣でしたから。

 

ところ変わってアルバイト中のお話ですが、常連さんに住宅関係の企業の会長さんが居ます。

その方とはアルバイトを始めた1年の時からの付き合いで、ちょくちょく飲み物を貰うなど良く話す間柄でした。

5月ぐらいから「内定が無い、内定が無い」と呟いてると「うちに来るか」とお誘いをいただいて、最初はジョークだと思っていました。

6月の教育実習終わりに出勤すると「名刺持ってきたから」と言われ「今の企業がもしダメだったらでもいいですか」と尋ねると「それからでもいいよ。困ったらおいで」と声をかけていただきました。

その他にも常連の色んな方からお誘いをいただき、この時は非常に心強かったですね。4年間、アルバイトをちゃんと続けてきてよかったと心から思いました。

 

結局、決まったので行くことはなかったですが、色んな人から就職祝いを貰ったりなど非常に優しい方々でした。みなさんもアルバイトでもちゃんとすると良いことあるかもしれませんよ。

 

話を戻して、今の企業が決まった最大のポイントは唎酒師と日本酒知識だったんですね。

どの面接官にも「唎酒師ってどんな資格なの?」「日本酒いっぱい飲んでるけど、どの銘柄が好きなの?唎酒って難しいの?」というような事を質問されました。

世の中何が役に立つかわかんねぇなと思いましたね。

もちろんそれ以外の質問もありましたが、それについては面接編とか作ります。

 

とにかく7月は死に物狂いでやったら、偶々行った説明会の企業に趣味で取った唎酒師がハマって、決まっちゃったという結果です。

更にその年は偶然倍の人数を取ることにして、最終クールを増やしたという運でしか掴んでません。

そういや面接が3回に減った理由は最終クールだからSPIとESでごっそり落として2次面接からやろうということになったそうです。よく残ったな・・・

聞いた話にはエントリー時点で約1000人、SPIとESで100人へ、1回目の面接終了で40人へ絞るという最終クールとか。しかも最終面接は2人しか受けてなくて両方決まったみたいです。残った意味が分からん。

みんなはそれまでにちゃんと決めような。

 

とんとん拍子に決まってしまった7月でした。

 

後書き

とにかく何を言いたいかというと、ちゃんと準備してちゃんと就活をやれって話です。

かなりの確率でこんなことは起きません。というかミラクルです。

親にも「最後の最後まで心配させて、良いところだけはかっさらうよね、あんたって」と呆れられました。

 

趣味に向けて全力でもいいですし、資格を取るのもいいです。

でもちゃんと就活の準備はしましょう。

あと4年間(事によっては3年でもOK)何かをちゃんと続けてください。

アルバイトでもいいですし、ある程度認められるもの(この場合は目指す業界に認められるもの)ならなんでもOKです。

僕の場合は居酒屋のホールと日本酒でした。

自分より凄い人はもちろん居るけど、これだったら勝負できる!っていう武器を持ちましょう。

誰かに自信をもって語れるものがあると非常に強いです。

 

きっと読んでる人の中には就活真っただ中やこれから就活の人が居ると思います。

その人たちになんだかんだ一番言いたい事は「最後まで諦めず、不貞腐れるな」ということです。

僕も教育実習中は心が折れてました。「もう無理・・・」って。

でもとりあえずちゃんとES出して、面接対策もしておこう。出来るだけの事は最後までやりきろうと思ってたら、受かっちゃったのです。

もちろんこうならないのが一番ですが、こうなっても諦めない事が大事です。

やらない後悔よりやる後悔です。頑張りましょう

 

さて就活レポを書いた理由はこれで全部終わりましたが、面接など具体的な事は何も書いてないのでもうちょっと書こうと思います。

予定としては面接レポ・やっておいたほうがいい事と時期・教育実習レポこの3つかな。

これを読んで、少しでも笑ったり参考になるところがあれば幸いです。

それではさようなら。